読み振り作業はたいへん。でも電子出版の編集ではこの作業たくさん登場するのです。もちろんそれなりのシステムを組めば自動読み振りも可能なのですが…予算が…。
ここでは少しインチキですが読みを振る裏技的小技です。MS-IMEなど代表的なかな漢字変換ソフトは再変換機能を持っています。これを使うと何と漢字を読みに変換することが可能です。
下の例は上の文章を以上の方法で読みに開いたものです。変換部分が分かるようにカタカナに開いてみました。「小技」のところと「何と」は「ショウワザ」、「ナニト」と変換されうまくいきませんでしたが、他は概ねうまく逆変換に成功しました。
ここではスコシインチキですがヨミをフルウラワザテキショウワザです。MS-IMEなどダイヒョウテキなカナカンジヘンカンソフトはサイヘンカンキノウをモッテいます。これをツカウとナニトカンジをヨミにヘンカンすることがカノウです。
《ご注意》
実はこの裏技とんでもない副作用を持っています。かな漢字変換は最後に変換した変換結果を最優先の候補として出します。だからこの作業をした後は変換キーを押すと漢字ではなく最初にかなが登場するようになるんですね。この状態ってとてもとても面倒です。必ずかな漢字変換の学習機能をOFFにしてから作業をしてください。(かな漢字変換の補助メニューから学習機能は設定できます)