前回の方法では今いるフォルダの内容しか一覧にできませんでしたが、次のように /s オプションを使うと、
C:\test1>dir /s
現在のフォルダ以下のサブフォルダの内容もすべて出力することができます。これは強力ですね。
C:\test1>dir /s ドライブ C のボリューム ラベルがありません。 ボリューム シリアル番号は 1CE4-2843 です C:\test1 のディレクトリ 2002/08/22 18:38 <DIR> . 2002/08/22 18:38 <DIR> .. 2002/08/22 18:38 <DIR> html 2002/08/22 16:50 727 memo.txt 2002/08/22 18:38 <DIR> tag 2002/08/22 16:57 528 test.dat 2002/08/22 18:38 <DIR> work 2002/08/21 11:35 2,571 材料1.txt 2002/07/03 18:15 273 材料2.tag 4 個のファイル 4,099 バイト C:\test1\html のディレクトリ 2002/08/22 18:38 <DIR> . 2002/08/22 18:38 <DIR> .. 2002/07/11 18:55 1,910 001.html 2002/07/16 13:37 2,733 002.html 2002/08/22 18:38 <DIR> img 2002/07/16 16:56 2,150 index.html 2002/07/16 16:36 1,352 kowaza.css 4 個のファイル 8,145 バイト C:\test1\html\img のディレクトリ 2002/08/22 18:38 <DIR> . 2002/08/22 18:38 <DIR> .. 1999/10/01 18:40 486 next.gif 1999/10/01 18:40 345 pre.gif 1999/10/01 18:41 321 ToMokuji.gif 3 個のファイル 1,152 バイト C:\test1\tag のディレクトリ 2002/08/22 18:38 <DIR> . 2002/08/22 18:38 <DIR> .. 2002/06/19 23:20 1,133 000.txt 2002/06/24 21:33 916 001.txt 2002/06/24 21:42 1,496 002.txt 2002/07/16 16:33 3,688 2html.pl 4 個のファイル 7,233 バイト C:\test1\work のディレクトリ 2002/08/22 18:38 <DIR> . 2002/08/22 18:38 <DIR> .. 2002/07/15 13:08 202 count.pl 2002/06/29 00:19 775 test.txt 2 個のファイル 977 バイト ファイルの総数: 17 個のファイル 21,606 バイト 14 個のディレクトリ 30,192,869,376 バイトの空き領域
おまけにもうひとつのコマンド tree を紹介します。これはドライブやパスのフォルダ構造を図式表示すものです。同じフォルダで
C:\test1\>tree
と入力して実行します。すると
C:\test1>tree フォルダ パスの一覧 ボリューム シリアル番号は 71EFE346 1CE4:2843 です C:. ├─html │ └─img ├─tag └─work
とそのフォルダ以下の構造図が出力されます。もちろん“>”を使ってリダイレクトすればテキスト・ファイルになります。
フォルダの構造だけではなくてそこにあるファイル名も欲しい場合は
tree /f
とします。すると以下のようにファイル名付きで出力が得られます。
フォルダ パスの一覧 ボリューム シリアル番号は 71EFE346 1CE4:2843 です :. │ memo.txt │ test.dat │ 材料1.txt │ 材料2.tag │ ├─html │ │ 001.html │ │ 002.html │ │ index.html │ │ kowaza.css │ │ │ └─img │ next.gif │ pre.gif │ ToMokuji.gif │ ├─tag │ 000.txt │ 001.txt │ 002.txt │ 2html.pl │ └─work count.pl test.txt
MS-DOSというとすごく不便なものと思いがちですが、WindowsのGUIより強力で便利な機能があるんですね。