生成AIが発展し、生成AIを組み込んだサービスも一般化してきています。出版業界においても実際に生成AIが組み込まれたサービスを利用したことがある方、あるいはそうしたサービスの提供に関わっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。他方で、権利者側からも、利用者側からも、生成AIによる著作権侵害を懸念する声も存在しています。
こうした懸念の声に対して、文化庁は著作権法の考え方の整理を行っており、2024年3月に「AIと著作権に関する考え方について」を、また、7月にはその整理を踏まえて、「AIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンス」を公表しています。
本セミナーでは、文化庁著作権課に出向した経験を有し、現在は文化庁の法律相談窓口を担当している大出 萌弁護士が、これらの文化庁公表の整理を踏まえ、実際に生成AIと関わる上で、著作権法上どのように考えればよいか、どのような点に気を付けるべきか、を解説します。
講演映像(11月22日まで) https://youtube.com/live/Pukr92ivbu0
大出 萌(おおいで めぐみ・三浦法律事務所)
東京大学法学部卒業、2017年アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業(~2021年)。2022年4月から2年間、文化庁著作権課に国際著作権参与として勤務し、著作権法の改正等にも携わる。2024年4月 文化庁海賊版による著作権侵害相談窓口担当弁護士及び文化庁文化芸術活動に関する法律相談窓口担当弁護士(~現在)。
■開催概要
日時:2024年11月20日(水)16時~17時30分
料金:どなたでも無料
会場:オンライン YouTube Live(定員ナシ)またはZoom(100名)
主催:日本電子出版協会(JEPA)