ルビ(ふりがな)は日本固有の漢字を読みやすくする仕組みです。これにより日本語がよみやすくなり、子供や外国人の教育にも役立ちます。中国のピンイン(PinYin)とは異なり、一つの漢字に多くのフリガナが存在し、文章を読上げるアクセシビリティにとっても重要な問題です。
前半では、その普及を推進する財団について、紹介していただきます。
後半では、日本語固有の問題の、W3Cでの国際標準化について、解説していただきます。
講演資料 rubizaidan-20240319
https://florian.rivoal.net/talks/ruby-for-everyone/
講演映像 https://www.youtube.com/watch?v=KMb-p8_anG8
■講師
・伊藤 豊 氏 ルビ財団 代表理事
1977年栃木県宇都宮市生まれ。東京大学文学部行動文化学科(心理学)を卒業。2000年に日本アイ・ビー・エムに入社。2005年にスローガン株式会社 現在は東証グロース上場)を創業し2022年2月までの約17年間代表取締役社長を務めた。2022年には東京大学出身の上場企業創業者有志を中心に立ち上げたUT創業者の会ファンドを立ち上げ、現在もファンドのジェネラルパートナーを務める。
2021年から経済同友会のノミネートメンバーに選出され、教育改革委員会副委員長を務め2023年より経済同友会会員。著書に「Shapers 新産業をつくる思考法」がある。
2023年3月からは、個人会社KMFG株式会社にて主にスタートアップ向けのアドバイザリー業務を提供開始すると同時に、非営利アプローチで、ルビ財団以外にも、アントレプレナーシップ、非営利のエコシステム、地域創生などいくつかのテーマに取り組む。
・Florian Rivoal 氏 W3C ABメンバー、APL 国際化WGリーダー
略歴(英文)
■参考URL
・ルビ財団 https://rubizaidan.jp/
・Florian氏 W3C関連JEPAセミナー
https://www.youtube.com/watch?v=aEQHKwDCzE4
■開催概要
日時:2024年3月19日(火) 16時-17時半
料金:どなたでも無料
会場:オンライン YouTube Live(定員ナシ)またはZoom(100名)
主催:Advanced Publishing Laboratory(APL)・日本電子出版協会(JEPA)