毎年恒例の中国業界レポート、今回の話題は主に3つ。
1)去る6月15-18日に3年ぶりにオフライン開催された北京国際図書博覧会(BIBF)の報告。
煩瑣なビザ手続き、ソウルブックフェアと重なったなどの理由から、日本から出展参加した出版社はごく僅かでした。実況レポートして、例年との比較、今年の際立った特色、日本の出版社への耳より情報をお届けします。
2)昨年度の出版業界の概況報告。
昨年度の業界統計指標を示し、短期・長期のトレンドを解説し、日本の出版社の「攻め所」をアドバイスします。
3)中国の若者の日本のコンテンツ、とりわけアニメ受容について。
中国の大学で教鞭を執り、若者たちと接していると、彼らが日本の大衆文化に深い影響を受けていることを実感します。彼らは日本文化の何に、なぜ魅力を感じ、どのようにして接しているのでしょうか。
講演資料 中国出版事情2023
※馬場先生の過去の講演映像と資料は、以下をクリックしてください。
■講師 馬場公彦氏
北京外国語大学日本語学院 北京日本学研究センター准教授
1958年生まれ。北京外国語大学日本語学院・北京日本学研究センター准教授。博士(学術、早稲田大学)。専門は現代中国・日中関係・メディア論。大学では日本語、日本文学、日中関係史、実用翻訳などを教える。出版社に35年間勤務し編集業務を担当。東京大学客員教授、千葉大学、立教大学講師等歴任。中国伝媒大学新聞伝播学部伝播研究院名誉教授。北京大学外国語学院日語系外籍専家を経て現職。単書に『「ビルマの竪琴」をめぐる戦後史』『戦後日本人の中国像』『現代日本人の中国像』『世界史のなかの文化大革命』『播種人』等。『人民中国』に毎月「第2の人生は北京で」連載中、HON.jpにコラム「中文圏出版事情解説」を持つ。
■開催概要
日時:2023年7月21日(金) 16時~17時半
料金:どなたでも無料
会場:オンライン Youtube Live(定員ナシ)またはZoom(100名)
主催:日本電子出版協会(JEPA)
日時:2023年7月21日(金) 16時~17時半
料金:どなたでも無料
会場:オンライン Youtube Live(定員ナシ)またはZoom(100名)
主催:日本電子出版協会(JEPA)