【XSPA:学術情報XML推進協議会+JEPA:日本電子出版協会 共催セミナー】
■概要
1.慶応、あるいはそれ以前の創業・木版時代
2.希有な江戸期書肆からの転換を可能にした活版化
3.活版の伝統
4.活版の合理化とその限界
5.私の入社と電算化の道程
6.父との電算化闘争と漢字問題
7.電算化は紙の工程変化にとどまらず、電子ジャーナルの時代へ
8.Oxfordとの提携とXMLへの挑戦
9.英文電子ジャーナルから日本語電子ジャーナルへ
10.縦書きオンラインジャーナルへの挑戦
11.家業とDNA
講演資料 220914京都中西印刷の160年
講演映像 https://www.youtube.com/watch?v=WsHLdcrjkhU
■講師 中西秀彦 氏
中西印刷株式会社代表取締役社長
1956年京都市生まれ。1980年京都大学文学部心理学科卒業、株式会社社会行動研究所のコンピュータ部門勤務後、1985年父が6代目社長を務める慶応年間創業の老舗中西印刷に入社。活版専業だった同社の電算化を推進。それらの経緯をまとめ『活字が消えた日』(晶文社 1994年)として出版。印刷業界、出版業界に反響を呼ぶ。電子ネットワークには早くから着目し、初期SNS nifty-serveの「文字情報と印刷・DTPフォーラム」シスオペ。のち日本の電子ジャーナル草創期にOxford University Pressと提携して電子ジャーナル製作を事業化する。2013年『学術出版の技術変遷論考』(印刷学会出版部)により博士(創造都市)大阪市立大学。2016年同社社長に就任。XSPA理事・事務局長。
■開催概要
日時:2022年9月14日(水) 16:00-17:30
料金:どなたでも無料
会場:オンライン Youtube Live(定員ナシ)またはZoom(100名)
主催:学術情報XML推進協議会(XSPA)+日本電子出版協会(JEPA)