2019年5月21日 安藤昇先生=教育ICTとプログラミング教育の現場報告=

2019.05.21

日本の初等中等教育で、教育ICTを実践/けん引されている武蔵野大学附属千代田高等学院/プロスタキッズCLO安藤先生から、現場の生の声をお聞きしました。

ICTの導入からプログラミング教育の必修化。教員を取り巻く環境は目まぐるしく変化している。一部の先進校にはタブレットが導入され先進的な実践が行われているが、まだまだ大衆化には程遠いのが現状である。しかし、殆どの知識がWEBで検索できる現代では、教員にとっての武器だった知識の優位性はなくなり、ネットで学べる高校などが人気を博している。機械学習やAIの普及によって教員の役割もティーチングからコーチングと変化してきている。数々の教育現場のICT化を図ってきた経験から新しい教育のあり方を考えていく。

■略歴
1968年栃木県生まれ。日本大学理工学部物理学科卒業。2015年からMicrosoft Expert Educatorsに認定され、プログラミング本の監修などを行い、著書の「子どもの才能を引き出す最高の学びプログラミング教育」はAmazonの書籍売上げランキング1位を記録する。全国に114校のプログラミン塾展開するプロスタキッズのCLO(最高教育責任者)を務める傍ら、武蔵野大学附属千代田高等学院にてアドバイザーとしてプログラミング教育を担当する。コンピュータプログラミング能力を生かし、学内の時間割や入試システム、生徒用グループウェア(デジタルキャンパス)、全国高体連の試合運営システムを構築している。また、約2000台のタブレットの運用に耐えうるWi-Fiインフラの設計の構築も手掛けている。
2019年4月からはBS日テレとhuluにて毎週土曜日に放映される「めざせ!プログラミングスター~プロスタ キッズ大集合!」の講師を担当し人気を博している。


◇開催概要
日時:2019年5月21日(火) 15:00-17:30(14:30受付開始)
料金:JEPA会員社:無料、非会員社:3000円
会場:麹町/紀尾井町:株式会社パピレス 4階セミナールーム
主催:日本電子出版協会(JEPA)