読み放題サービスの席巻により変容を迫られる電子雑誌。その中で、月間1.9億PVを稼ぐ「東洋経済オンライン」の快進撃、また、デジタル事業の強化により増収増益を続ける「ハースト婦人画報社」が提案する海外市場への展開。電子雑誌成功事例から、国内と国外に向けた今後の戦略までを伺いました。
参加報告:ちえのたね|詩想舎(前編) (後編)
●第一部:『硬派なニュースサイトが、なぜ成長を続けられるのか 〜東洋経済オンラインの戦略とは?〜』
講師:株式会社 東洋経済新報社
東洋経済オンライン編集長 山田 俊浩 様 【⇒配布資料】
概要:
・競争環境はどのように変わっていくのか?
・誰が味方で、誰が敵なのか?
・ニュースサイトはどこへ向かうのか、有料?無料?
・既存の紙(書籍・新聞・雑誌)事業との棲み分けは可能か?
●第二部:『電子雑誌・海外展開 翻訳配信トライアル 〜人工知能を用いたデバイス最適化について〜』
講師:ハースト婦人画報社 【⇒配布資料】
デジタルプロダクト部マネージャー 兼 製作部デジタルマガジン課 課長 松延 秀夫 様
概要:
静的なページの集合体としての電子雑誌配信は、読み放題サービスの会員増加により、市場が拡大しつつあるように見えます。
しかし、人口の減少が加速度的に進む今後の日本社会を考えた場合、オーディエンスのさらなる拡大には、雑誌コンテンツの海外配信およびインバウンド対応が必要だと言えそうです。
記事単位での管理、人工知能によるコストを抑えた再レイアウト(デバイス最適化)、そして自動翻訳など、「テクノロジーがもたらす一歩先」について、みなさまと考える時間を共有できれば幸甚です。
■概要
日時:10月21日(金) 15:00-17:30
料金:JEPA会員社:無料、非会員社:3000円
会場:飯田橋:研究社英語センター
主催:日本電子出版協会(JEPA)
参加:201名