2014年10月16日 『デジタル大辞泉』すべて見せます話します

2014.10.16

デジタル辞書の世界で、果敢な挑戦を続けられている小学館「デジタル大辞泉」について、板倉編集長に制作から 販売までのすべてを語っていただきました。

前半

日時: 2014年10月16日(木) 15:00-17:30(受付開始14:30)
場所: 飯田橋:研究社英語センター 地図
料金: 2000円(JEPA会員社は無料)
参加: 177名
主催: 日本電子出版協会(JEPA)レファレンス委員会、プラットフォーム委員会

セミナー資料: http://www.slideshare.net/JEPAslide/sem019

セミナー報告:  
「台割り」の呪縛を乗り越える、辞書の電子化(1)

■講師  大辞泉 板倉 俊 編集長
【プロフィール】 1959年生まれ。 1991年小学館入社。以来『大辞泉』の編集を担当。 1995年『大辞泉』(初版)を刊行。その他に新刊では『数え方の辞典』『きっずジャポニカ』を編集。 2005年に「きっずジャポニカ編集システム」を構築。このノウハウを元に、翌年「大辞泉編集システム」を完成させ、『デジタル大辞泉』の年3回定期更新を開始。2012年『大辞泉第二版 DVD付』を刊行。 2013年【あなたの言葉を辞書に載せよう。】キャンペーンを実施。 2014年フジテレビ「笑っていいとも!」の「言葉の達人」コーナーに出演。 小学館出版局プロデューサー:デジタルリファレンス編集長。

後半(一部)

■概要
●前半 「『デジタル大辞泉』の作り方」
 初めにデジタル化ありき ~CD-ROM版とXML化
 データベースの活用 ~編集システムの構築と活用【デモ有】
 最新の言葉を辞書で引く ~新規項目の追加と既存項目のメンテナンス
 未来の辞書スタイル ~カラー画像、地図、外部リンク、大辞泉プラス
●ミニ対談 「成功例としてのデジタル編集フロー」
 ×(株)ディジタルアシスト 永田健児
●後半「『デジタル大辞泉』のビジネス展開」
 時代に合わせたデジタル展開 ~アプリ開発と外部提供
 書籍版『大辞泉 第二版DVD-ROM付』の特長
 あなたの言葉を辞書に載せよう ~ネットキャンペーンと「笑っていいとも!」
●質疑応答