医学・医療分野においては、研究・開発の速度が加速し、かつグローバル化し、従来にはないほど電子化ニーズが求められています。その際に出版社毎に異なるサイトで配信すれば、利用者が不便であり、特定の商業サイトに終結すれば、出版社の主体性の確保が困難となります。
そこで今回、専門情報の提供者である出版社が垣根を越えて集結し、各社の持つ雑誌・書籍の幅広いコンテンツを、1つの共通のプラットホームから電子情報として提供すべく、新会社が設立されました。
■講師 金原 俊 氏 （医学書院取締役副社長、医書.jp取締役）
■日時 2014年9月1日(月) 16:00-17:30 その後、名刺交換＆懇親会
■場所 日本教育会館 ９階 平安の間
■主催 一般社団法人 日本電子出版協会(JEPA) 定例会運営委員会
■参加者 131名
★内容
◇ 新会社名： 医書ジェーピー株式会社
医学書院、医学中央雑誌刊行会、学研メディカル秀潤社、南江堂、南山堂の５社
◇ 代表者： 代表取締役社長 金原 優(株式会社医学書院 代表取締役社長)
◇ 事業内容： 医学・医療専門情報の配信
医書.jpのサービスが他の電子書店などと違うのは、取次、書店ルートで販売する点です。主として従来、医書の販売を行なってきた書店の店頭・外商での販売を想定しており、紙媒体と同じ方法で出版社・書店間の決済処理を行います。また、ウェブ上の販売においても、支払いは書店から顧客への請求で行うことが可能です。すなわち、医書.jpでは配信だけを各出版社から受託する形になります。
