中国:商務印書館の明磊氏が来日されるので、日本の語学系出版社との相互翻訳出版、共同企画などの可能性について、相互の意見交換、交流を行いました。
・商務印書館の概要、出版物の紹介
・商務印書館が日本の出版社に期待すること など
日本語でご説明し、個別の商談については、2/12、13に別途、日程を調整しました。
・参加者 自己紹介と質疑応答
◆明磊(めい・らい)氏紹介
男、1982年3月山東省生まれ、2004年中国海洋大学(青島)日本語学科卒業、2007年対外経済貿易大学(北京)大学院外国語学部(日本語)修士課程卒業。同年7月商務印書館入社、日本語編集部で日本語図書を担当。
翻訳著作:
『中国語図解辞典(日本語版)(2009年、商務印書館、共訳)
『現金管理システム――入門と実務』中村正史著
(2010年、中国対外翻訳出版社 明磊訳)
『中国語図解小辞典(日本語版)(2010年、商務印書館、共訳)
◆商務印書館紹介
中国の出版界で最も長い歴史をもつ出版社。1897年に上海で創業、1954年に北京に移り、北京大学とともに「中国現代文化の二大スター」と称される。
新中国成立後、商務印書館は外国の哲学・社会科学の翻訳や、外国の語学辞書などの出版をやり、「中国語訳世界学術名著」「世界の著名人の伝記」などの翻訳作品や、『辞源』『新華字典』『現代漢語詞典』『英華大詞典』などの中国語・外国語の語学辞書を中心とした出版分野を形成するに至る。
2013年、中国の書籍販売市場において、商務印書館は2.65%という市場占有率でトップの座にある。
URL http://www.cp.com.cn/
※当日は、明磊氏の恩師である、北京:対外経済貿易大学の森田六朗氏(元大修館書店、「しにか」創刊編集長、元日本電子出版協会 理事)も同席されます。 森田氏については以下のビデオをご参照ください。
http://japanese.cri.cn/782/2013/08/30/145s212182.htm