日本電子出版協会は、2月19日、第36回通常総会を開き、理事27名監事2名を選出、臨時理事会において新会長に松田真美(医学中央雑誌刊行会)が就任しました。前会長の金原俊(医学書院)は、2017年から4年間に渡りJEPAの会長を務めてきました。松田真美は、JEPAとして初めての女性会長となります。
JEPAは1986年の創設以来、一貫して、出版をはじめ電子・通信分野のハード・ソフト、印刷・流通など幅広い領域の業界各社が結集して電子出版のメディアとしての確立とその普及を目標に活動を続けてきました。
新会長・松田真美は、これまでJEPA電子図書館委員会委員長として、電子図書館システムのビジネスモデルの研究やナショナルアーカイブ構想等についての研究などを進めてきました。2020年には小中学校を対象とした学校電子図書館の提言「緊急提言 今こそ国は学校電子図書館の準備を!」をまとめ、このたびJEPAとして提案することになりました。今後も松田会長の主導で、従前の活動に加え、革新性のある提案や活動を活発化させていく予定です。
新役員は次のとおりです。
●2021年度 日本電子出版協会 役員
会長(代表理事):松田真美(医学中央雑誌刊行会)
副会長:金原 俊(医学書院)
副会長:生駒大壱(旺文社)
副会長:天谷幹夫(パピレス)
副会長:下川和男(イースト)
専務理事:萩原 誠(萩原印刷)
事務局長:清水 隆