一般社団法人 日本電子出版協会(所在地:東京都千代田区三崎町、ホームページ:https://www.jepa.or.jp、略称:JEPA)は2月24日、第32回通常総会を開き、理事31名監事2名を選出、その後の臨時理事会にて新しい会長に金原俊(株式会社医学書院 取締役副社長)が就任した。前会長の関戸雅男(株式会社 研究社 代表取締役社長)は、平成19年2月より10年間に渡りJEPAの会長を務めてきており久々の新会長の誕生となった。
JEPAは1986年の創設以来、一貫して、出版をはじめ電子・通信分野のハード・ソフト、印刷・流通など幅広い領域の業界各社が結集して電子出版のメディアとしての確立とその普及を目標に活動を続けてきた。特にこの10年は電子書籍元年の流れを受け、電子出版の環境整備や電子出版物の刊行に向けた実践的活動に力を入れ、会員数も大きく伸びてきている。
一方、金原俊新会長は、これまでJEPA電子図書館委員会委員長として、電子図書館システムのビジネスモデルの研究やナショナルアーカイブ構想等についての研究などを進め、2010年には国会図書館長尾館長の電子書籍配信構想に関する「日本電子出版協会案」も提案するなど対外的発信を行ってきた。これからも金原会長の主導で、従前の活動に加え、革新性のある提案や、インキュベーション的な活動を活発化させていく予定である。
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