米国には日本のようなハローワークが無いので、職を失うと図書館に行くという。日本でも図書館は、あらゆる情報を提供できる場所に違いない。ところが、地方の図書館は人員も少ないし、読める本も少ない。
もし今までの蔵書は電子図書館に分担させ、紙の本は子供向けの本ぐらいにしてリソースを割り当てれば、地域再生、地域産業支援を担うことができる。
電子図書館は日本に1つあれば済む。地方に分担させてシステムを複雑化させたり、虫食い状態になるのを避けて、国民全体の利益に沿って偏りなくサービスを提供するには、国が「電子図書館法」を作って主導したほうが良い。
そして、公共図書館は貸出冊数を指標とするのではなく、若い人たちの起業を支援して、どれだけ人口を増やしたかで、都会の図書館と競争すればよいではないか。