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JEPAニュース91号
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01. 事務局から
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2月24日(木)16:00~ 日本電子出版協会 平成17年度第20回通常総会
2月25日(金)17:00~ EPIC 第18期定時株主総会
3月24日(木)18:00~ 3月理事会
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02. 調査報告
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●書籍・雑誌推定販売額 2004年 前年比0.7%増の2兆2,428億円
8年ぶりの前年比増となった。内訳は書籍が同4.1%増の9,429億円、雑誌は同 1.7%減の1兆2,998億円。書籍はミリオンセラーが7点出るなど、ベストセラー効果で前年を大きく上回った。雑誌は7年連続のマイナス成長で、月刊誌は同06%減の9,919億円と健闘したが、大部数誌の多い週刊誌は同4.9%減の3,079億円と不振だった。返品率は、書籍が同2.1ポイント減の36.7%、雑誌は同0.7ポイント増の31.7%。雑誌の内訳は、月刊誌が同0.6ポイント増の33.4% 、週刊誌が同1.0 ポイント増の25.8%、月刊誌は過去最高の率を更新した。
(社)全国出版協会 出版科学研究所発行 出版月報2005年月1号
●パピレス 洋書の電子書籍15,000冊を販売 一般書は100円から
海外有名小説から専門学術書まで、価格は、一般書が100円から1,000円程度。パピレスの「洋書ダウンロードフロア」サイトからダウンロードして購入できる。運送のコストがかからないため、紙書籍に比べてリーズナブル。今回のサービスは、デジタル著作権管理などを手がける米国OverDriveとの提携によって実現した。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/01/14/6065.html
2005.1.17 Internet Watch
●パピレス 「au」端末向けに電子書籍を配信 配信対象は3,500冊以上
サービス名は「電子書店パピレスDX」、配信対象のうち、著作権の許諾手続きが必要ない約1,800冊は無料。有料の作品は1冊あたり512円から2,446円。国内の携帯電話向けサービスとしては最大規模。
2005.2.7 日経流通新聞
●モバイルブック・ジェーピー 携帯電話向けにコンビニ用書籍を配信
コンビニエンストア向け書籍出版のフェアベルと販促活動で提携した。フェアベルの書籍を発売前にモバイルブックの「どこでも読書」で先行配信する。「どこでも読書」の利用者は10~20代が多く、コンビニ書籍の購入者層と重なるため販促効果の期待ができる。
2005.1.28 日経流通新聞
●イーブックイニシアティブジャパン 海外駐在員向けに日本の書籍を配信
顧客企業の駐在員がイーブックのサイト画面でコード番号を入力すれば、希望の作品を購読できる。作品数は漫画や小説など約7,000点、価格は漫画1冊で平均350円。
2006.1.26 日本経済新聞
●イーブックイニシアティブジャパン 電子書籍に背表紙 今春をメド
自社の販売サイトですべての書籍の背表紙写真を表示する。リアル書店の本棚をサイト上に再現し、視覚的に楽しみながら購入してもらう狙い。
2005.2.9 日本経済新聞
●楽天ブックス 書籍こん包ビニール化 2月メド
「捨てる際にかさばり、ゴミが増える」との購入者の声に対応する。1件あたりのコストも5~7円下がる。
2005.1.17 日経流通新聞
●ブックサービス 法人向けの書籍販売に参入
親会社のヤマト運輸の宅配網を生かして、契約先の企業、団体に所属する個人の自宅まで届けるなど、リアル書店の法人取引と差異化を図る。ネット書店が本格的に法人市場に参入するのは初めて。
2005.1.24 日経流通新聞
●大丸 「雑誌の定期購読」をギフトに
好みの雑誌の定期購読を購入できるカタログギフト「ザプレ」を発売する。受け取り主がカタログに掲載してある30誌から選ぶことができる。カタログギフトの商品に雑誌の定期購読を加えるのは珍しい。
2005.1.19 日本経済新聞
●日販 首都圏一都三県の中小書店を対象にした「店売」を西葛西で拡充する
総床面積は現行比4割増の3,300平方メートル、在庫は同3割増の60万冊と国内最大規模になる。大手書店に対し品揃えで不利益を被りがちな経営規模の小さな取引先書店を支援する。「店売」とは、書店が来訪して直接商品を見ながら、その場で買い取り、仕入れをして持ち帰ったり、発注して出荷・送品を依頼できる事業拠点で中小書店が利用者の大半を占める。
2005.1.19 日本経済新聞
●国内IT投資 2005年 前年比2.3%増の11兆5,000億円 2年連続でプラス
昨年後半からパソコンの平均販売価格が下げ止まりつつあるほか、高性能サーバー分野で更新需要が堅調で、ハード、ソフト、サービスの3分野がいずれも前年を上回る。
IDCジャパン予測
2005.1.14 日経産業新聞
●コンテンツ市場規模 2002年 10兆8,000億円
2000年から約1,000億円の縮小であった。内訳は映像系が4兆7,976億円(44.4%)、音声系が9.456億円(8.7%)、テキスト系が5兆735億円(46.9%)。2000年との比較では映像系が約2,000億円増加し、音声系が約1,000億円の減少、テキスト系が約2,000億円の減少。
総務省 様々なメディアで流通するコンテンツ(メディア・ソフト)の制作・ 流通の実態に関する調査
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/01/28/6262.html
2005.1.30 Internet Watch
●2009年度 BtoC ECは5.5兆円 ネットオークションは2.1兆円市場に
2004年度のオンライン通販(BtoC EC)は2兆8,800億円、ネットオークションは1兆800億円。インターネット広告も2004年度の1,730億円から2009年度には3,170億円に。
野村総合研究所 国内主要IT市場における2009年までの市場分析と市場規模予測
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/01/14/6068.html
2005.1.17 Internet Watch
●モバイルプラットフォーム市場 2009年度 2,401億円に
2004年度は298 億円であり、モバイルプラットフォーム市場が急速に立ち上がる。モバイルプラットフォームは携帯電話などモバイル機器を使った決済や電子認証などのサービス。
野村総合研究所 携帯電話やブロードバンドに関する国内市場規模予測
2005.1.13 日経産業新聞
●欧州でネット広告急伸 2004年11月 広告数は前年同期比24%増の94,939件
ネット上の広告主の数も同11%増の17,441社。国別で広告件数の伸びが大きかったのはスウェーデン(同55%)、次いでフランス(同41%)、オランダ(同34%)だった。
ニールセン・ネットレーティングス 「バナー広告」に的を絞り、欧州主要 14ケ国を対象に調査
2005.1.27 日経産業新聞
●PC出荷速報 2004年 前年比11.8%増の1億8,897万8千台
モバイルPCが好調だった。米国市場は前年比8.3%増。
ガートナー調査 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0120/gartner.htm
2005.1.21 PC Watch
今回の配布数はE-Mailで約750通、FAXで約10通です。(原則E-Mailでお送りします)