今月の主な調査報告
●EPUB 3のデジュール標準化の状況 ISO/IEC JTC1/SC34 村田 真(JEPA技術主任)
●広がる「電子かばん」授業、中国で教科書ゼロへ
●学習を支援する図書館――「ラーニングコモンズ」 紙の本がなくなる時、図書館の役割はどう変わるのか
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JEPAニュース184号 https://sites.google.com/site/jepasite/jepanews/jepanyusu184hao
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01. 事務局から
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●8月1日から21日まで事務局は夏休みです。
事務局への連絡はメール又は電話でお願いします。
info@jepa.or.jp 事務所の電話: 03-3556-5224 は事務局長の携帯に転送されます。
●9月 5日(水)16:00~ 電子図書館委員会 JEPA事務所
●9月12日(水)16:00~ 「2012年 JEPA著作権セミナー」(1/3回)
『TPPと著作権』講師:早稲田祐美子弁護士
http://kokucheese.com/event/index/48040/ (近々案内予定)
●9月13日(木)16:00~ 定例委員会・クロスメディア委員会セミナー(会員社限定、懇親会付き)
「GAFMA(ガフマ)の日本進出状況と、日本の電子出版のあるべき姿」
http://kokucheese.com/event/index/46522/ (近々案内予定)
●9月14日(金)15:00~ 第13回 EPUBセミナー
~ReadiumとACCESS™ Digital Publishing Ecosystem~
http://kokucheese.com/event/index/46297/ (近々案内予定)
●9月19日(水)17:00~ ビジネス委員会 JEPA事務所
●9月20日(木)16:30~ 広報委員会 JEPA事務所
●9月21日(金)14:00~ 第14回 EPUBセミナー(企画中)
●9月26日(水)16:00~ 「2012年 JEPA著作権セミナー」(2/3回)
『著作権法とその周辺・最高裁判例の概観』講師:松田政行弁護士
●9月27日(木)18:00~ 9月理事会 日本教育会館810会議室
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02. キーパーソンズ・メッセージ https://sites.google.com/site/jepasite/message
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◆◇◆「書籍の電子化の先に」◆◇◆
マイクロソフトは、電子出版に限らず、さまざまなビジネスにおいてソフトウェアやサービスを提供、
あるいは、デバイスやクラウドのプラットフォームとして活用される供給側にあります。私は、供給側の
立場で、技術に関することを語ったり書いたりすることが多いのですが、書籍に関しては、個人的には、
書籍を利用する側にいることが多いので、このコラムでは、利用者として感じていることから書き始めたい
と思います。・・・続きはhttps://sites.google.com/site/jepasite/message
日本マイクロソフト株式会社 CTO 加治佐 俊一
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03. 調査報告
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●EPUB 3のデジュール標準化の状況 ISO/IEC JTC1/SC34 村田 真(JEPA技術主任)
http://www.youtube.com/watch?v=V1eESFjxsus
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZXB1YmNhZmUuanB8d3d3fGd4OjM1ZWI2NDJlODk1MjYwNGI
台湾で業界がEPUBに熱心なのに対し、電子教科書を推進する韓国は国をあげてEPUBに取り組んでいる。日本と韓国が、EPUBの世界規格化に汗を流している。年内にはDraft Technical Specification投票が行われ、2013中にはEPUB3が ISO/TS (Technical Specification)になるかもしれない。
●広がる「電子かばん」授業、中国で教科書ゼロへ
http://www.toho-shoten.co.jp/beijing/bj201207.html
「電子教科書」のことを中国では「電子書包(電子かばん)」という。韓国も国を挙げて推進している。欠点もあるが、それを克服して利点を享受すべきではないだろうか。
●学習を支援する図書館――「ラーニングコモンズ」 紙の本がなくなる時、図書館の役割はどう変わるのか
http://nkbp.jp/R9tWEp
テキサス大学やスタンフォード大学では紙の無い図書館が始まっている。電子の学習資源を持つ図書館の新しい役割として認知されつつある。
どうする日本! 日本では図書館の紙の本が読まれていない、読ませる教育もしていない、それに電子化された学術書も皆無。日本の教育の質が問われているぞ。
●あまりにも異常な日本の論文数のカーブ - ある地方大学元学長のつぼやき
http://blog.goo.ne.jp/toyodang/e/26f372a069cbd77537e4086b0e56d347
世界の中で日本だけの論文生成カーブが停滞、ないし凋落。
●公開オンライン講座(MOOC)本格普及で米トップ大学の講義ですらコモディティー化する
http://www.newsweekjapan.jp/column/takiguchi/2012/07/post-529.php
10年ほど前のOCW(オープンコースウェア)。それを始めたMITは最近ハーバードと一緒に、クイズやテストなども盛り込んたオンライン授業、「edX」をスタートさせている。
●「研究者コミュニケーションを根本から変える文書管理の変革 Mendeley CEOが語る学術情報流通の将来」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/55/4/55_253/_pdf
単なる蔵書機能を超えて、格納した論文と関連ある他の論文を教えてくれる機能がある。さらにシステムは進化しており、文献ごとの相互関連性を視覚化する方向へ向かってもいる。