JEPAニュース173号

2011.08.01

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JEPAニュース173号
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01. 事務局から
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●9月7日(水)16:00~  JEPA著作権セミナー後期 森・濱田松本法律事務所

     第2回/3回『Google Books 2011.3.22 --和解不承認決定について、

解説とその論点--』講師:増田雅史弁護士、松田政行弁護士

●9月8日(木)16:00~  電子図書館委員会 JEPA事務所

●9月9日(金)13:30~  電子出版制作特別集中講座 研究社英語センターB1中会議室

●9月14日(水)13:30~ 電子出版制作特別集中講座 研究社英語センターB1中会議室

●9月21日(水)15:00~ レファレンス委員会 JEPA事務所

●9月21日(水)17:00~ ビジネス委員会 JEPA事務所

●9月22日(木)13:00~ 外字異体字運用検討会議サブWG JEPA事務所

●9月22日(木)18:00~ 9月度理事会 日本教育会館 芙蓉の間

●9月28日(水)16:00~ JEPA著作権セミナー後期 森・濱田松本法律事務所

     第3回/3回『2つの最高裁判決 2011.1.18、20 --「まねきTV事件」

「ロクラク事件」裁判の解説と電子書籍出版との関係--』

             講師:齋藤浩貴弁護士、松田政行弁護士

●9月29日(水)15:00~ 第7回 文字図形共有基盤調査検討分科会 英語センター

●9月29日(木)16:30~ 広報委員会 JEPA事務所

●9月30日(金)15:00~ 日本貿易振興機構JETROとJEPAの共催セミナーを予定(未募集)

            「電子書籍の海外最新事情」

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02. キーパーソンズ・メッセージ https://www.jepa.or.jp/keyperson_message/201108_366/
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03. 調査報告
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●本の街神保町に、未来の読書を体験できる小さな実験室「e読書ラボ」が仮オープン
http://edokusho.info/

国立情報学研究所の高野先生のところが運営。紙の本、9種類の電子書籍端末、PC利用の電子コンテンツなどを自由に利用しながら、新しい読書について考える空間です。

JEPAとしても出版社と書店とのこれからのパートナーシップのありかたを探るためにも有意義なプロジェクトであり、また、家電量販店や書店では見ることが出来ない、コンテンツや情報サービスを来訪者に味わっていただくために、積極的に参加することになっております。

●文藝家協会、文芸トークサロン第2回「アメリカ『アクション・ブックス』出版社の試み~多様な言語の文芸作品をどう紹介するか」
http://www.bungeika.or.jp/event.htm

9月12日午後6時、東京・千代田区の同協会で。

●EPUBのアンテナハウスがクラウド型汎用書籍編集・制作サービス
http://www.cas-ub.com/

Webブラウザで書籍の記事を編集し、書籍印刷用PDFとEPUBを出力することができるWebサービスで、一つの電子書籍を、章に分けて、章毎に別の担当者が同時に記事を書くような執筆方法も可能。複数の著者がいる場合は、便利です。

●NEXTBOOKが独自開発したiOS アプリ開発ツールNextScript1.0 を公開
http://www.nxtbk.com/ニュース/

HTMLライクなマークアップ言語を使い、Objective-C 言語を使用せずにiOS アプリが制作できる。

●Mathematica のWolframがCDF (Computable Document Format、計算可能ドキュメント形式)を発表
http://www.wolfram.com/cdf/

インタラクティブな電子書籍の新しい技術。あの計算プラットホームMathematica を使って、レポート、プレゼンテーションや電子教科書を、読者がパラメータを変えるとグラフが動くインタラクティブなドキュメントに変身させることができる。

●パピレスがEPUB形式の電子書籍を8月30日から販売開始、まずは「電子貸本Renta!」サイトから
http://www.papy.co.jp/info/index.php?page=/release/110830.htm

国内の他大手電子書籍販売サイトに先駆けてサポート。「今後EPUBが世界標準として定着する事を見据え、EPUB形式を主体とした電子書籍配信を進めてまいります」とプレスリリース上でコメント。

●講談社、「選書メチエ」「学術文庫」など人文学術分野の名著、力作の配信を開始
http://itunes.apple.com/jp/app/id445525307?mt=8

辞書や科学、技術、医学分野に較べ人文学術分野の電子書籍化は遅れていた。他社にも期待したい。

●科学新書「サイエンス・アイ」がiPadで読める
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1108/04/news069.html

iPadで美しい写真や精細な図版を効果的に表現。加えて「目次」「索引」「検索」などの機能で専門的な内容を読み進めやすくした。

●技術評論社が電子書籍販売サイト「Gihyo Digital Publishing」をオープン
http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=2682

パソコン向けに独自WebビューワーおよびEPUB3(DRM無し)/PDF形式ファイルで電子書籍を販売している。

●日本最大級の書籍情報サイト「ブック・アサヒ・コム」を開始
http://www.asahi.com/shimbun/release/20110810.pdf

アーカイブされていた「書評」が、なんといっても強み。書評を読んで、そのまま購買へ。

●新入生にiPadを無償配布した名古屋文理大学が利用効果を発表
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/08/04/027/

iPadは、紙の代わり、パソコンの代わりととらえるのではなく、まったく新しい情報端末として学習への利用を考えるべきとしている。

●イェール大学医学大学院、全520人の学生にiPad2を配布、教材をダウンロード利用
http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=2681

教室や臨床指導で利用する。教材のダウンロード利用、患者の機密保護、コピー用紙削減などのメリットがあるとしている。

なお、スタンフォード大学の医学大学院も、すでに一部学生にiPadを配布している。臨床には向いているかも。

●教育ソフトベンチャー米Kno、Facebook、iPad経由での電子教科書提供を開始
http://www.businesswire.com/news/home/20110810005479/en/Kno-Brings-Textbooks-Facebook%C2%AE

教科書をより簡便に、SNSと連携して利用できるサービスを提供開始。同社が販売する教科書が10万点とは驚異。


今回の配布数はE-Mailで約3500通です。