JEPAニュース160号

2010.07.01

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JEPAニュース160号
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01. 事務局から
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●7月14日(水)16:00~18:00 JEPA著作権セミナー第4回(全5回)

     『著作権契約法 その2』

●7月21日(水)18:00~ デジビジ委員会  JEPA事務所

●7月22日(木)18:00~ 7月度理事会 日本教育会館 9階 芙蓉の間

●7月27日(木)18:30~ 広報委員会  志苑

●7月30日(水)16:00~18:00 JEPA著作権セミナー最終回(全5回)

     『著作権契約法 その3』

●8月18日(水)18:00~ デジビジ委員会  JEPA事務所

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02. キーパーソンズ・メッセージ https://www.jepa.or.jp/keyperson_message/201007_353/
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03. 調査報告
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●JBMIA今年も電子ペーパーアイデアコンテスト募集
http://www.jbmia.or.jp/epsympo2010/

今回のテーマは「NEXT BOOK」ということで、JEPA とも関係深い内容になりました。

どんどん応募して下さい。

●電子書籍業界の“戦国時代”に備え、凸版印刷と大日本印刷がそれぞれ異なる総合B2Bサービスを発表
http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=1620

従来、両社グループとも売上高の小さい電子書籍関連フロント業務はすべて子会社(ビットウェイ、

モバイルブックジェーピー)に管轄させていたが、本社主導の組織運営に切り替える模様だ。

●書籍2千万冊の検索システム ウェブキャットプラスがリニューアル
http://webcatplus.nii.ac.jp

大学図書館約1千館の蔵書940万冊や新刊書120万冊、洋書890万冊、国立国会図書館

の蔵書467万冊などの書籍データを整理・統合。連想検索は面白いだけで利用シーンが不明。

批判的な見方もhttp://journal.air-nifty.com/diary/2010/06/webcatplus-8b4a.html

●動く雑誌か、誰でも出版か? 歴史的な岐路に立つ出版産業
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20100608/1032055/

出版社にとってデジタル化にはふたつの意味があり、「岐路」にふたつの方向性。

<企画のデジタル化>=紙の本では実現できない、表現・機能を極めるリッチコンテンツへ。

<販売のデジタル化>=製造経費の節約、販売経費の効率化により流通システムの合理化へ。

●「AiR[エア]」刊行のお知らせ
http://4re.org/files/pr.pdf

「出版社発じゃない。作家が自分たちでつくる日本初のオリジナル電子書籍(文芸雑誌)」。

http://electricbook.co.jp/

●えっ、自民党がマニフェスト2点をEPUB電子書籍として無償公開
http://www.jimin.jp/application/index.html

「自民党政策集 J-ファイル2010(マニフェスト)for iPad」

「日本を守るマニフェスト(政策パンフレット)for iPad」の2点。

iPadユーザーはパソコンでEPUBファイルをダウンロード後、iTunesを介して

iBooksアプリを使って閲覧できる。

●個人向け電子書籍作成サービス「パブー」
http://www.paperboy.co.jp/news/201006221410.php

売上の7割が著者に。「パブー」サイト上での公開に加え、ePub・PDF 形式自動変換ファイルも

同時公開。iPadやAmazon Kindle、iPhoneで閲覧可能。

●iPadだけで電子書籍がすぐに出版できる!
http://www.ipad-zine.com/

ブログの記事を電子書籍に。デジカメの写真を写真集に。twitterのアカウントさえ持って

いれば、iPadで「著者」デビュー!投稿されたコンテンツの多様さに脱帽。

●WEBRONZA
http://webronza.asahi.com/about.html

朝日新聞がWEBRONZAをスタートさせた。Yahoo!トピックスを擬したような構成で、

「政治・国際」「経済・雇用」「社会・メディア」の3分野。

●会員社のスターティアラボ、SaaS型電子ブック作成サービスを提供
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=255374

これまでの初期費用150万円に対して、機能を一部制限、SaaS型で初期費用は9万8,000円

と低価格を実現。SaaS型であるため、ソフトウェア形式では難しかった複数拠点での利用も。

●米AmazonがKindle用電子書籍を一般サイト等でも立ち読みできる「Kindle Web Widgets」を発表、HTML5を使用
http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=1613

もし、コメントを入れたい向きはhttp://amzn.to/aoxuMQ へどうぞ。

●電子雑誌のジレンマ、出版各社の語られない事情
http://www.nikkei.com/tech/business/article/g=96958A9C93819499E1E2E2E3998DE1E2E2E4E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E7E2E4E0E2E3E2E4EBE0E1

iPad版「TIME」4月12日号。アップルのスティーブ・ジョブズCEOが表紙を飾った。

デジタルならではのコンテンツをと意気込んだ「TIME」だったが価格は不評。一方

日本ではソフトバンクが、13社31種類の新聞雑誌をセットにしたサービスを、月額450円で。


今回の配布数はE-Mailで約2000通です。