奥付とは
本の最後や巻末、表4などで書誌事項が記述されている部分。法的に義務付けはされていないが、慣習として奥付(おくづけ)表記が行われている。ただし、文部科学省の検定を受けた教科用図書は、「教科書の発行に関する臨時措置法」第3条で著者名、発行者名、印刷業者名等の記載が義務付けられている。おもな書誌事項として題名、著者、訳者、編者、編集者、発行者、発行所(出版社)、印刷所、製本所、著作権表示、発行年月、版数、刷数、ISBNコード、価格などがある。
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【歴史】
明治時代には出版法で義務付けられていた。それが慣習として残っていると思われる。
電子書籍における奥付は,日本電子書籍出版社協会が推奨例を示している。
http://ebpaj.jp/counsel/okuduke
[坂本陽一 株式会社新興出版社啓林館 20170111]