キーパーソン・メッセージ

2019.11.01

CSS Writing Modes Level 3の勧告案が公開された

凸版印刷  田原 恭二

 10月24日、CSS Writing Modes Level 3の勧告案が公開された。11月22日までコメントを受け付けているので、みなさま是非ご覧になっていただきたい。

この場を借りて、グーグルの石井宏治さんやfantasaiをはじめとする一連のご尽力いただいた方々に、あらためて敬意を表したいと思う。

 CSS Writing Modes Level 3は、ぼくにはウェブで縦書きがサポートされたという以上にシンボリックなもののように思える。将来まちがいなく、あのときアレがあったから、今のコレがあるんだよね、という存在になるだろう。

 さまざまな言語固有の組版原則や表記法などから見れば、CSS Writing Modesも、まだまだ課題多しという状況だとは思うが、ぼくとしては、今後ますますウェブでのタイポグラフィへの関心と、その加速度的な発展に期待したい。

2019.10.01

レファレンス委員会の活動とデジタル辞書の次のステップ

ディジタルアシスト  永田 健児

 9月、レファレンス委員会では昨年に続き「辞書アプリの年別ダウンロード実績推移」に関する調査結果を発表しました。JBMIA(一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会)モバイルシステム部会の「電子辞書出荷実績推移(1996-2018年)」と併せて、デジタル辞書ビジネスの実績推移を確認することができます。

 デジタル辞書の市場は大きく分けて、専用端末としての「電子辞書」、主にスマートホンを対象とした「アプリストア(からのダウンロード)」、主に教育現場で利用される「学習タブレット(へのライセンス販売)」、インターネット上での「辞書検索サービス」、以上の4種で構成されています。今年度は「学習タブレット(へのライセンス販売)」についても調査を試行しましたが、公開には至りませんでした。来年度以降もデジタル辞書市場の実績と傾向を可視化すべく、調査を継続していく予定です。

  • 電子出版アワード
  • 図書館館外貸出可否識別マーク