2016年12月2日 pixivとユーザー投稿型SNSの現在

2016.11.30

ユーザーの小説やイラストなどが共有されるSNSは、書き手・描き手を求める出版社にとっても非常に注目すべき存在となっています。今春放映されたドラマ「重版出来」では、編集者がこうしたSNSからマンガの描き手を探すエピソードが印象的に描かれていました。
今回のセミナーでは第一部として、ますます活況を呈するユーザー投稿型SNSの現況を、フリーライターの鷹野凌氏にお話しいただきます。第二部では、2000万人以上の登録ユーザーを抱え、このサービスの先駆者と言える「pixiv」の現状を、出版業界との関係を中心に、ピクシブ株式会社の石井真太朗氏にご紹介いただきました。

●第一部「ユーザー投稿型SNSの現在」 【⇒配布資料】
●講師:鷹野凌(フリーライター/NPO法人日本独立作家同盟理事長)
●概要
小説、イラスト、写真、マンガ、音楽、動画など、ユーザー自身が生みだした作品をデジタル・ネットワークを通じて共有する「CGM(Consumer Generated Media:消費者生成メディア)」は、既存の商業出版・音楽・映像業界などと結びつき、まるで“コンテンツのゆりかご”のように機能しています。その現況について、網羅的に解説いたします。

●第二部「pixivの今と出版業界への関わり」 【⇒配布資料】
●講師:石井真太朗(ピクシブ株式会社アライアンス統括マネージャー)
●概要
・ユーザー投稿型SNSのpixivの成り立ちと現在の在り方、コンテンツ業界への関わり
・Webマンガ自体の読まれ方と紙のユーザーとの違い
・pixivと出版社の共同レーベルの成功と取り組み

 

■概要
日時:12月2日(金) 15:00-17:30 (14:30受付開始)
料金:JEPA会員社は無料、非会員社:3000円(当日持参、領収書発行)
会場:飯田橋:研究社英語センター
主催:日本電子出版協会(JEPA)