昨年12月に開催された「第一回電子雑誌サミット 〜雑誌はすでに再起動(リブート)している!〜」電子出版関係者の間で大きな話題となりました。 その第2回を開催します。今回は「つくりかた」が主要テーマとなります。
Amazon KDP、楽天Koboライティングライフなど個人出版、セルフパブリッシングが台頭しています。JEPAではその流れを2013年4月の「セルフパブリッシング狂時代」以来、数回のセミナーでご紹介しました。 今、その動きが「雑誌」への広がりを見せています。個人で電子雑誌が発行できる時代の最新動向をご紹介します。
電子雑誌なんか簡単だ!── 第1回電子雑誌サミットレポー
■出演者(創刊順)
◯堀田純司(作家)
2010年7月に学芸文芸漫画など多様な著者を迎えて「AiR」を創刊する。著書『スゴい雑誌』、『僕とツンデレとハイデガー』(以上、講談社),『メジャーを生み出す』(KADOKAWA)など。『生協の白石さん』『ガンダムUC証言集』などの書籍も企画、編集している。
電子書籍「AiR(エア)」
◯古田 靖(ライター)
2012年4月に文字、画像、音楽、動画など電子化できる創作物を網羅した電子雑誌「トルタル」を創刊する。著書『アイデアが生まれる人脈』(青山出版)『アホウドリの糞でできた国ナウル共和国物語』(アスペクト文庫)など。
個人レーベルカナカナ書房電子書籍一覧
○小嶋智(ソフトウェアエンジニア) 【⇒プレゼン資料】
2010年4月から米光一成氏率いる電子書籍部でEPUB制作をはじめ、EPUBライブラリgepubを作る。2011年3月アサガヤデンショを立ち上げ、ある中華料理店だけを扱う電子雑誌「オトノハ」を創刊。2012年4月から「トルタル」にEPUB制作担当として参加。
◯鷹野 凌(フリーライター) 【⇒プレゼン資料】
2013年9月に日本独立作家同盟を発足、2014年1月にインディーズ作家を応援するマガジン「月刊群雛」を創刊、同12月にウェブマガジン「群雛ポータル」を開始。更なる活動拡大のためNPO法人を設立予定。
電子雑誌「群雛」
【司会】
◯仲俣暁生(フリー編集者、ライター)
2009年10月に「マガジン航」を創刊(発行元・ボイジャー)。電子書籍をはじめ「本」や「出版」にいま起きている新たな動きを取材する、さまざまな書き手の記事を掲載している。著書『再起動せよと雜誌はいう』(京阪神エルマガジン社)など。
「マガジン航」
■講演詳細
日時:3月20日(金) 15:00-17:30 (14:30受付開始)
料金:JEPA会員社:無料、非会員社:2000円(当日持参、領収書発行)
会場:飯田橋:研究社英語センター
参加:147名
主催:日本電子出版協会(JEPA)